【サバゲレポ】今さらですが、第7回ボイロサバゲオフのレポ
サバゲしてきました
人はなんやかんやで風が吹いたり桶屋が儲かったりして、最終的に闘争本能からACの新作が出るらしいです。というわけで闘争本能の赴くまま、今年の5月19日に初めてのサバイバルゲームというものに挑戦してみました。しかも地元ではなく千葉で。
開催から1か月以上経過して旬も大いに過ぎてしまいましたが今さら過ぎるレポで楽しさをお伝えできればなと思います。
遠征サバゲにおけるエアガンの航空輸送問題
さて、サバゲが開かれるのを知ったのがちょうど開催2月前位。Twitterでazumaさんに「サバゲやらない」って言われたのが切っ掛け。自衛官時代に使ってた戦闘服とか吊りバンド、弾帯(腰に巻くポーチなどを付ける装備)がマルっと残ってたので、「これちょっと買い足したりすればサバイバルゲームできるのでは?」と思ってはるばる北海道から馳せ参じたわけです。
で、てっぽーとか装備類を鞄に突っ込んだはいいとして、サバイバルゲームで遠征するにあたって上記の航空輸送問題が出てくるわけです。当然、開催地は千葉県ですから飛行機、船などの海を越える乗り物を使わないと行けない訳です。ですがご存知の通り昨今の情勢からエアガンなどの銃器を模した玩具は機内持ち込みは勿論、受託手荷物(飛行機の腹の下に入れる方)であっても厳しく制限されます。
エアガンと航空保安検査
飛行機に乗る際は必ず、保安検査があります。保安検査は大きく2種類あり、預入荷物の中に爆弾などの危険物が入っていないかどうかを確認する「受託手荷物の保安検査」。それから機内持ち込みの手回り品と搭乗旅客本人に対して実施する「搭乗前の保安検査」。金属探知ゲートを通ってやるアレでこちらの方が馴染み深いでしょうか?
機内持ち込みは論外として、実は受託手荷物でエアガンを預ける場合も大変に難しく、最悪の場合搭乗拒否どころじゃ住まない場合もあります。ですので、サバゲーで遠征される方向けに一応のご案内を申し上げます。
航空危険物
飛行機には持ち込みが出来る危険物とそうでないものとがあります。航空機に乗せる危険物はすべてIATA(国際航空運送協会)が定めるところによります。サバイバルゲームで用いられるエアガンには電池とモーターで動く電動ガン、ノンフロンガスやCO2などのガス圧を利用するガスガン、バネとピストンで動くエアーコッキングガンの3種類に分けることが出来ます。
このうち、航空危険物に該当するものは電動ガンとガスガンですが、日本に就航している航空各社では、たとえ受託手荷物であってもすべてのトイガンは玩具であると証明できなければ搭載することはできません。なぜかというと、日本国内法で銃も航空危険物に定義されているため、玩具である証明が必要なのです。そのため、空港警察官立ち合いの下、薬室や銃口、弾倉を確認しなければなりません。
また、ガスガン用のガス缶はもちろんのこと、エアガンを動かすためのバッテリーである「リチウムイオンポリマー二次電池(通称:リポバッテリー)」は厳しく制限されています。(ニッケル水素は航空輸送が可能です)
ホテル宛に陸送 is 最強
身も蓋もない話ですが、宿泊予定地のホテルに陸送かけました。ただしホテルにエアガンを送ってよいかどうかの確認は必ず実施してください。最初に予約したホテルでは「他のお客様が不安に思われる可能性がある」との事で前送できませんでした。2件目のホテルでは「外装から銃と分からなければOK」との事で無事ホテルに前日配送する事ができました。また、今回クロネコヤマトを利用しましたが、陸送は航空輸送に比べて時間がかかり、交通事故やフェリーの欠航等による遅れも発生しやすいので、営業所でよく相談して余裕をもって発送することをおすすめします。
で、サバゲはどうだったの?
キャリーカートに荷物満載して電車を乗り継いで行ってまいりましたのは、千葉県印西市にあるサバイバルゲームBeamさんです。予約名が「アカネチャンカワイイヤッター」だったり、マックスコーヒーに打ちのめされたり、もう参加者のインパクトに終始圧倒されまくりでしたが、すっごい楽しかったです!
3年ぶり位にほふく前進したり、89式持ったりしましたが、あの当時あんなに嫌だった戦闘訓練の経験は無駄じゃなかったね!
というわけで、北海道に戻ってからもぼちぼちやっていきたいと思います。他の参加者の方が鉄帽にGoProつけて撮影してるの見て、サバゲ動画もやってみたいなぁとか思ったり。
アカネチャンカワイイヤッター